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ライダー・ウェイト版タロット|象徴と図像の秘密
ライダー・ウェイト・スミス版タロットは、1909年の刊行、1911年の解説書The Pictorial Key to the Tarot、2009年のSmith-Waite Centennial Deckという基礎年表を押さえると輪郭が見えてきます。
占星術と天文学の違い|科学革命で何が変わったか
新聞の占い欄では同じ「星」が今日の気分や相性を語り、日本天文学会が公開する惑星位置データでは観測と計算の対象になります。この違いは、対象・目的・方法・予測の検証可能性という4つの軸で見ると一気に整理できます。
錬金術と医学|化学療法の起源
鋼の錬金術師やFate/Grand Orderの影響で、錬金術というと「賢者の石」や金の生成を思い浮かべがちですが、史実に目を向けると景色は一気に変わります。
FGOの錬金術師の史実|パラケルスス他比較
Fate/Grand Orderでキャスターのパラケルススのプロフィールを読むと、まず「ホムンクルスを扱う典型的な錬金術師」という印象に引っぱられます。そこから史実をたどっていくと、1493年生まれ、1541年9月24日没のスイス出身の医師パラケルススが見えてきて、話はぐっと面白くなります。
タロットとジョジョ・ペルソナ|史実と元ネタ比較
ジョジョの奇妙な冒険第3部のスタンド名やペルソナのコミュ/コープに触れるたび、「タロットってもともと何だったのか」が気になったことはないでしょうか。第3部を見直してアヴドゥルの命名説明の語感と象徴の重ね方をメモし、
映画の錬金術はどこまでリアルか|実写3作を比較
映画の錬金術は魔法っぽい演出でひとまとめにされがちですが、史実を基準に見直すとハリー・ポッターと賢者の石鋼の錬金術師(2017)ホーリー・マウンテンはまったく別の方向を向いています。歴史的・思想的・科学的・映像的リアリティの4軸で比較すると、その違いが明確になります。
アトリエの錬金術と史実の比較|受け継ぎと再構成
マリーのアトリエ Remakeの序盤の導線(素材採取→工房での調合→依頼への活用)は、筆者のプレイ観察に基づく典型例として述べています。個々の進行やイベントの出現順はプレイによって差が出るため、あくまで一例としてお読みください。
エヴァンゲリオンの生命の木とカバラ|図像と意味
新世紀エヴァンゲリオンのテレビシリーズ(全26話)から旧劇場版Air/まごころを、君にまでを通観し、オープニングの断片的図像と終盤の大規模図像の関係を、史実(カバラ図像)と映像演出の区別をつけながら解説します。
ハリー・ポッター賢者の石の元ネタ|史実・伝説・作中
ハリー・ポッター第1巻を語るとき、興味深い点が重なっているのですが、賢者の石はひとつの話に見えて「14〜15世紀に生きた実在のフラメル」「17世紀以降に育った錬金術師伝説」「ローリングの作中設定」という3つの層が重なっています。
錬金術の史実と創作の違い|ゲーム・アニメ比較
鋼の錬金術師の2003年版とFULLMETAL ALCHEMISTを見比べると、同じ「錬金術」でも描き方の重心が違うのがよくわかります。そこで本記事では、ハガレンを軸にハリー・ポッターと賢者の石のニコラ・フラメル伝説やアトリエ系の調合表現も並べ、